柄本明が座長を務める「劇団東京乾電池」は、アングラ演劇の時代から日本の舞台表現を牽引してきた伝説的な劇団だ。そして、柄本一家をはじめ多くの実力派俳優が所属する芸能プロダクションが「株式会社ノックアウト」である。
柄本かのこは、これらの組織の現場運営や制作業務において、極めて重要な役割を果たしてきた。劇団の公演準備や事務所のデスク業務は、華やかなステージの裏にある地道な積み重ねだ。チケットの手配、キャストのケア、撮影現場との交渉。幾重ものタスクをこなす彼女の手腕は、劇団員や事務所のスタッフからも絶大な信頼を寄せられている。