名桜大学を語る上で欠かせないのが、2010年4月に行われた公立大学法人への移行(公立化の経緯)です。もともと1994年に沖縄県北部12市町村の支援を受けて私立大学として設立されましたが、地方創生と高等教育の機会均等を目的に公立化されました。この構造改革により、受験界における立ち位置は劇的な変貌を遂げています。
公立化によって学費が国公立大学標準額まで引き下げられた結果、県内出身者だけでなく全国からの志願者が急増しました。現在の入試倍率と難易度は安定した水準を維持しており、入試形態によっては志願倍率が3倍から5倍を超える年度も珍しくありません。
大学入学共通テストにおける共通テスト得点率の目安は、全体でおおむね50%〜65%前後、大手予備校が算出する名桜大学の偏差値は45.0〜52.5のゾーンに位置しています。「国公立大学=最難関」という先入観で見ると中堅クラスの数値に映るかもしれませんが、定員割れで誰でも合格できるような大学群とは一線を画しています。