関西屈指の難関校として君臨する同校の偏差値は、各種模試で例年68前後を記録している。入試で安定して合格点を勝ち取るには、教科書レベルの標準問題を取りこぼさない確実な基礎力はもちろんのこと、複雑な資料を素早く読み解く思考力と高度な記述力が欠かせない。一筋縄ではいかない出題傾向が受験生を悩ませる。
最大の特長は、卒業生の85%以上がそのまま同志社大学へと進学を果たす驚異的な実態だ。他大学の受験に特化したコースを設置せず、生徒全員が伸び伸びと自らの関心を深められる環境が整っている。希望する学部への進学枠は在学中の成績や適性に応じて決定されるため、法学部や経済学部、理工学部などの人気学部を目指す学内競走は相応に熾烈だが、早期の受験ストレスに押し潰されることなく専門領域の学びへとシームレスに移行できるメリットは図り知れない。