鳴門教育大学の学部組織は、教員養成を単一の目的とする学校教育学部のみで構成されています。幼児教育、小学校教育、中学校教育、特別支援教育の各コース・専修が設置されており、入試における難易度指標は全国の教員養成系大学・教育学部と比較しても明確な特徴を持っています。
大手予備校の最新模試データによると、学校教育学部の偏差値は47.5〜52.5前後で推移しています。国公立大学全体の共通テスト得点率ボーダーラインは58%〜64%程度です。教科・専修(国語、数学、英語、理科、社会、技術・家庭、体育、音楽、美術、特別支援教育、幼児教育)によって傾斜配点やボーダーに若干の差異が見られます。
注意すべきは、単科大学であるため総合大学の教育学部と比べて偏差値の見た目上の数値が控えめに出やすい点です。鳴門教育大学の入試選抜では、共通テストの基礎学力に加え、個別試験(2次試験)での小論文や面接、集団討論を通じて「教職に対する適性と情熱」が極めて厳密に評価されます。
また、総合型選抜や学校推薦型選抜の比率が高いことも特徴です。高校時代から教育問題に関心を持ち、ボランティア活動や探究学習に取り組んできた生徒を積極的に受け入れる選抜設計となっており、早期から明確な教員志向を持つ受験生が集まる構造が作られています。