この広大なフィールドの背景には、創設者・市邨芳樹が提唱した「一に人物、二に学問」という教育哲学が息づいている。人を育て、心身を鍛える舞台として整備されたこの場所は、現在「犬山キャンパススポーツ振興プロジェクト」の中核拠点として新たな役割を担い始めた。単なる課外活動の場を脱し、大学ブランドを牽引する象徴的なステージへと昇華しているのだ。
名古屋経済大学が推し進めるこのプロジェクトでは、アスリート育成のみならず、ジュニア世代向けのスポーツ教室や健康増進イベントが定期的に展開されている。緑豊かな緑地帯と最先端のトレーニング環境の融合。百余年の伝統を持つ学校法人が描く未来図が、このグラウンドの芝生の上に鮮明に描かれていた。