京王電鉄の主要な乗り換え拠点として毎日多くの人々が行き交う明大前駅。仕事や学業に追われる現代人にとって、平日の夜遅くまで対応している診療枠は救世主と言える。現地を取材すると、午後8時以降の夜間診療を受け付けるクリニックには、仕事終わりの会社員が吸い込まれるように入っていく姿があった。
「仕事の合間に痛みを我慢するのは限界がある。夜間診療のおかげで手遅れにならずに済んだ」と語るのは、駅を利用する30代の会社員男性だ。最近の歯科医療では麻酔技術が飛躍的に向上しており、針を刺す前の表面麻酔や電動麻酔器の導入によって、ほとんど痛みを感じさせない無痛治療が標準化しつつある。痛みが苦手で足が遠のいていた人々も、安心して受診できる環境が整っている。