ハードウェアの進化と同じく劇的なのが、ソフトウェアとの融合だ。Apple Fitness+のバイオメトリクスリアルタイム表示や、iFITによる世界中のトレイルを模した自動負荷・傾斜連動システムは、単調になりがちだった屋内トレーニングを一変させた。アルプスの山道を画面越しに駆け上がれば、マシンの傾斜が地形に合わせてリアルタイムに同期する。
心拍数やケイデンス(回転数)の推移をアルゴリズムが解析し、その日の疲労度に応じた最適な負荷を自動でプログラミングする機能も標準化されつつある。一人で淡々と汗を流す苦行は消え失せ、パーソナルトレーナーが常に隣でケイデンスを指示しているかのような濃密な運動体験が自宅で完結する。