Q1:JTWCの台風情報は一般人でも無料でリアルタイムに見られますか?
A1:はい、完全に無料で閲覧可能です。JTWCの公式ウェブサイト(米国防総省サイト)にアクセスすれば、誰でも最新のプロット図面、衛星画像、テキスト警告書(Warning Bulletin)をリアルタイムに確認できます。
Q2:JTWCで台風と判定されているのに、気象庁で台風と発表されないのはなぜですか?
A2:最大風速の測定基準が異なるためです。JTWCは「1分間平均風速」、気象庁は「10分間平均風速」を採用しています。短時間平均のほうが風速値が高く出るため、JTWC側で台風基準(34ノット以上)に達していても、気象庁の10分平均ではまだ熱帯低気圧の基準内にとどまっているという現象が頻繁に発生します。
Q3:JTWCの進路予想図に書かれている「Z」や「UTC」とは何ですか?
A3:世界標準時(協定世界時)を指します。米軍ではアルファベットの「Z(ズールー)」で表記されます。日本時間は世界標準時より9時間進んでいるため、図面に記載された時刻に「9時間を足す」ことで日本時間に変換できます。
Q4:ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)とJTWC、気象庁はどれを信じるべきですか?
A4:どれか一つを盲信するのではなく、3者を重ね合わせて「予想のばらつき」を見ることが最も効果的です。各機関の予想進路がピタリと一致しているときは予報の信頼度が極めて高く、進路が大きく分かれているときは台風の動きが複雑化するサインと判断できます。