アメリカで独自に発展する箸文化を覗いてみると、日本の伝統的な作法とは異なる、実にユニークで自由な使い方が広がっている。現地を取材して見えてきたのは、実用性を極限まで追求した「アメリカ流の箸マナー」だ。
例えば、ゲーマーやデスクワーカーの間で定着したのが「ポテトチップスやスナックを箸で食べる」スタイル。キーボードやスマートフォンを油で汚さないための合理的なテクニックとして、若者の間で大絶賛されている。また、ボウル料理やサラダを混ぜ合わせる際にも「フォークより全体にドレッシングが行き渡る」として箸が愛用される。
さらに、レストランではナイフと箸が隣同士に並ぶ新しいハイブリッドなテーブルコーディネートも登場。「正しさ」よりも「心地よさと機能性」を重んじるアメリカらしい柔軟な価値観によって、箸は日々の食卓をより豊かで刺激的なものへと塗り替えつつある。 (出典: アメリカ 箸(Yahoo!ニュース))