離婚協議の長期化に伴い、週刊文春をはじめとする週刊誌各社は別居の背景を次々と報じた。当時報じられたのは、元夫による激しい言葉の暴力や過度な束縛、いわゆるモラハラ行為の数々だった。人前での叱責や生活習慣への過度な干渉など、プライドを深く傷つけられる日々に米倉が耐えかねていたという証言が誌面を賑わせた。
この泥沼劇は、当時の所属先であったオスカープロモーションとの関係性にも影を落とした。事務所は看板女優を守るべく事態の収拾に動いたが、私生活の激震と過密なスケジュールは彼女の心身をすり減らしていった。この時期の苦悩と葛藤が、のちに27年間在籍したオスカーを離れ、自らの手で人生の主導権を握る個人事務所設立への布石となったことは想像に難くない。