新潟バイパスから黒埼インターチェンジを降りてすぐ、国道8号線沿いという抜群のロードサイド立地を誇っていたメジャーロード黒埼店。1990年代後半から2000年代にかけて隆盛を極めた新潟市西区のゲームセンター文化において、まさに中核を担うシンボル的存在でした。
広大なフロアには、当時最新鋭だった大型マス型メダルゲームから、クレーンゲームを中心とするプライズ機、そして地域屈指の稼働率を誇ったアーケードビデオゲームまでが所狭しと並んでいました。郊外型店舗ならではの広々とした駐車場を備えていたため、新潟市内に限らず近隣の燕三条方面や新津方面からも車を走らせて集まる常連客が絶えませんでした。
特に夜間帯は、長距離ドライバーの休憩スポットとして、あるいは学校やアルバイト帰りの若者たちが夜な夜な集う社交場として機能していました。「黒埼のメジャーロードに行けば誰かしら知り合いがいる」と言わしめるほど、単なる遊技場を超えた濃密な地域コミュニティがそこには息づいていたのです。