単なる暇つぶしのスナックと思われがちですが、ひまわりの種(サンフラワーシード)は非常に優れた栄養素を誇るスーパーフードです。
種子の内部には、強力な抗酸化作用を持つビタミンE、疲労回復を助けるビタミンB群、筋肉の収縮や神経伝達に不可欠なマグネシウム・亜鉛・鉄分などの必須ミネラルが豊富に含まれています。さらに、悪玉コレステロールを減らすとされる不飽和脂肪酸(リノール酸やオレイン酸)や良質な植物性タンパク質も摂取できるため、アスリートの栄養補給として極めて理にかなっています。
ただし、摂取する際には注意すべき重要なポイントが2つあります。
注意点1:絶対に「殻ごと」食べてはいけない
ひまわりの種の外殻は非常に硬い木質繊維でできており、人間の消化器官では分解・消化できません。殻ごと大量に飲み込んでしまうと、胃痛や食道へのダメージだけでなく、腸内で殻が詰まる「腸閉塞(糞石)」を引き起こし、最悪の場合は医療処置が必要になるリスクがあります。必ず殻を割って中身だけを食べてください。
注意点2:塩分過多とカロリーオーバー
ひまわりの種は脂質が豊富なため、可食部100gあたり約600kcalと非常に高カロリーです。また、味付けシードは外殻に塩分が多く塗布されているため、食べ過ぎると塩分過多につながります。一般の方が日常で食べる場合は、1日にスプーン1〜2杯程度(約25g〜30g)を目安にするのが健康的です。