近年の外食産業における大きな地殻変動は、ビアガーデンのメニュー構成にも鮮明に表れている。従来の「枝豆と唐揚げ」といった定番スタイルは過去のものとなり、いまやクラフトビールの個性的な味わいに合わせた本格的なフードペアリングが標準になりつつある。
柑橘系の華やかなアロマが香るIPA、フルーティーで柔らかな口当たりのホワイトエール、深いコクを誇るスタウトなど、関西ローカルのマイクロブルワリーを含む多彩な銘柄をラインナップする店舗が急増した。低温調理された自家製ローストビーフやスパイスの効いたジャークチキン、石窯で焼き上げるナポリピッツァなど、料理人の腕が光る美食の数々がテーブルを彩る。