高層ビルが密集する梅田(キタ)と、広大な繁華街を抱える難波(ミナミ)。この二大拠点では、わずか数キロ離れただけで雨の降り方や風速が大きく異なるケースが珍しくない。都市部のヒートアイランド現象によって局地的な上昇気流が発生し、ピンポイントで強い雨雲が発達しやすいためだ。
こうした都市型の急変に対応するには、高解像度の雨雲レーダー予測をミリ単位で確認することが最善の防御策となる。メッシュ単位で15分先、30分先の雲の動きを可視化する技術が進んだことで、地下街から出る直前に傘を開くべきか、カフェで雨宿りをするべきかの判断が瞬時に下せるようになった。