現在の腸活・予防医学において、納豆はまさに「天然の処方箋」と称されている。その中核を担うのが、強い生命力を誇る納豆菌だ。大半の乳酸菌やビフィズス菌が強力な胃酸によって死滅してしまうのに対し、芽胞と呼ばれるバリアに包まれた納豆菌は無傷で腸に到達する。そして腸内で急速に増殖し、善玉菌の代表格であるビフィズス菌を劇的に増殖させる補助剤として機能する。
日本が誇るこの発酵食品は、食物繊維、アミノ酸、ビタミンK2、ミネラルを完璧なバランスで含んでいる。腸内環境が整うことで、免疫細胞の約7割が集まる腸管免疫系が活性化。季節の変わり目の体調不良やアレルギー症状の軽減、さらにはセロトニンの生成を促すメンタルケア効果まで期待できるというから驚きだ。