調査結果の速報が流れるやいなや、Yahoo!ニュースのトップを飾り、LINE NEWSのプッシュ通知が全国のスマートフォンを震わせる。このランキング報道の過熱ぶりは、単なるエンターテインメントにとどまらず、地域の首長による異例の声明発表や県議会での激しい追及劇にまで発展することすら珍しくない。
だが、メディアの狂騒に踊らされることなく、この注目度をいかに地方創生・地域活性化の実利へと転換できるかが問われている。順位の高低に一喜一憂して終わる自治体と、公表された膨大なデータから自県の強みと弱みを徹底的に洗い出し、次なる政策立案への羅針盤として活用する自治体。ランキングという名の巨大な鏡は、自治体の組織力と未来を見据える本気度をそのまま映し出している。