メンズヘアシーンを牽引し、若者から絶大な支持を集めるトップサロン「OCEAN TOKYO」。その代表であり伝説的美容師として知られる高木琢也氏は、常に顧客とスタイリストの双方が最高のパフォーマンスを発揮できる空間づくりを重視してきた。サロン内でのマナー・エチケットとは、決して押し付けのルールではなく、最高のヘアデザインを共に創り上げるための「無言のチームワーク」であるという考え方だ。
プロフェッショナルな技術者であればあるほど、ミリ単位の毛束の動きや質感に魂を込める。だからこそ、服装によって施術環境が阻害されないような配慮は、互いの信頼関係を深める重要な要素となる。タートルネックやハイネック、分厚いパーカーを避け、カットの邪魔にならない服を選ぶ姿勢は、スタイリストに対するリスペクトであると同時に、自らのスタイルを極上に仕上げるための最も賢い振る舞いなのだ。