ユニットの清掃を行った、あるいは点滅の鬱陶しさを今すぐ解消したいという場合、正しい解除手順を踏まなければインジケーターの明滅は止まりません。ダイキン製エアコンは、汚れを感知する光学センサーではなくタイマー積算値で点滅を管理しているため、手動による積算時間のリセットが必須となります。
解除作業は機種世代によってアプローチが分かれます。ご自宅のリモコンおよび本体パネルの仕様を確認しながら進めてください。
手順1:本体内部の「ストリーマリセットボタン」を押す方式(主に従来機・普及機)
前面パネルを両手で持ち上げて全開位置で固定します。エアフィルターを取り外した右上、もしくはストリーマユニットの挿入口付近に、爪楊枝の先端や細いペンの先でしか押せない小さな丸い突起、あるいは「ストリーマリセット」と刻印された押しボタンが存在します。電源を入れた待機状態(運転停止中)で、このボタンを約2〜3秒間長押ししてください。本体から「ピッ」または「ピー」という電子音が鳴り響けば、マイコンのタイマーがゼロにリセットされ、ランプの点滅が瞬時に消灯します。
手順2:リモコン操作で遠隔解除する方式(近年の上位機・うるさらシリーズ)
最新型の「うるさらX」などの上位モデルでは、高所にある本体に触れることなく、リモコンから解除信号を送る設計が主流です。エアコン運転停止中に、リモコンのスライドカバー内、あるいは「メニュー」「サインリセット」ボタンを操作します。リモコン液晶に「ストリーマサインリセット」を表示させ、決定ボタンを長押し送信することで解除が完了します。なお、一部のマルチリモコンでは「お手入れリセット」ボタンを約5秒間押し続ける仕様もあります。
手順3:電源プラグの抜き差し(強制放電リセット)
ボタン操作を受け付けない場合、室内の安全を確認した上でエアコンの専用ブレーカーを落とすか、コンセントから電源プラグを抜きます。そのまま約10分間放置して内部基板の電解コンデンサに残った残留電荷を完全に放電させます。その後、プラグを再接続して運転を再開させてみてください。一時的なマイコンのフリーズであれば、この操作で正常状態へと復帰します。