昭和の面影を残す鳥取市の旧市街地や民芸街周辺では、若手クリエイターやUターン・Iターン組による古民家リノベーションカフェが続々とオープンしている。ここで今、熱い視線を浴びているのが「鳥取スパイスカレー」のムーブメントだ。
実は鳥取市、カレールーの消費量が全国トップクラスという隠れたカレー王国。近年は市内の若手シェフたちが、地元産の二十世紀梨を隠し味に使ったルーや、大山どりを出汁のベースに使った創作スパイスカレーを展開している。築80年の元薬局を改装した店舗では、スパイスの芳醇な香りとレトロな木造空間が見事に調和。カルチャーと食が交差する新たなコミュニティ空間として、週末には行列が絶えない。