Q1:10年後にエヌビディアの株価がさらに10倍になる可能性はありますか?
A1:極めてハードルが高いと言わざるを得ません。仮に2026年時点の時価総額からさらに10倍化した場合、同社の時価総額は30兆ドル(約4,500兆円超)を超え、米国のGDP規模に匹敵する計算になります。世界経済全体の規模から逆算すると、成長率が年率10〜15%前後の巡航速度へ移行していくシナリオのほうが現実的です。
Q2:GoogleやAmazonの自社製AIチップ(ASIC)に覇権を奪われる心配はありませんか?
A2:一定の特定タスク(自社サービス向け推論など)において内製チップのシェアは確実に上昇します。ただし、汎用性の高さ、モデル開発の柔軟性、そして世界標準となっているCUDAエコシステム全体を完全に代替することは困難です。エヌビディアの市場シェアが現在の8〜9割から6〜7割へ低下したとしても、市場全体のパイ自体が爆発的に拡大するため、同社の収益規模は依然として高水準を維持できる可能性が高いと分析されています。
Q3:新NISAの成長投資枠で今からエヌビディアを買い始めても遅くありませんか?
A3:投資期間を10年単位で設定し、一括集中投資を避けて「毎月の定額積立」や「調整局面での分割エントリー」を徹底できるのであれば、決して遅すぎることはありません。重要なのは高値圏での感情的な全力買いを避け、価格変動リスクを時間分散によって平滑化することです。