「修理して使い続けるべきか、それとも新調すべきか」という問いに対しては、その数珠に対する自身の愛着度合いが基準となる。代々受け継がれてきたものや、高価な天然石が使われている場合は、専門の職人による仕立て直し(修理)を推奨する。現代の技術を使えば、紐の強度を上げつつ、元の美しい姿に蘇らせることが可能だ。
一方で、十分に使い切ったと感じる場合は、感謝の気持ちを込めて処分(お焚き上げ)するのも一つの選択肢だ。多くの寺院では、年末年始や特定の行事の際にお焚き上げを受け付けている。物としての寿命を受け入れ、適切に手放すことも、現代におけるサステナブルなライフスタイルの一環と言える。