平野がこれまでのインタビューなどで度々口にしてきたのが、シングルマザーとして自分と弟を育て上げてくれた母親への強い感謝の念だ。幼少期、決して裕福とは言えない環境の中でも、母は息子の夢を全力で応援し続けたという。
大病を患った母親を支えるため、若くして芸能界での成功を誓ったエピソードは有名だ。彼がステージで見せる圧倒的なプロ意識と、他者への深い思いやりは、この過酷な時期を家族一丸となって乗り越えた経験から培われたものに他ならない。実家という場所は、彼にとって単なる帰省先ではなく、人間・平野紫耀の背骨を形作った聖域なのだ。