ここで一つの疑問が浮かび上がる。これほど整った容姿とスター性を持っていながら、なぜ彼は自ら「イケメン」の枠を壊し、白塗りや奇怪なキャラクターを演じる道を選んだのか。
その答えは、彼の徹底した「お笑いへの狂気」にある。
単に格好いいだけの芸人はいくらでもいる。しかし、誰も見たことのない笑いを作りたいという衝動が、彼を自己破壊的な表現へと向かわせた。整った顔立ちをあえて歪ませ、奇妙なお面やメイクで覆い隠すことで、観客の脳裏に一生焼き付くようなインパクトを与える。これこそが、彼が選択した独自の美学だった。