コロナ禍を経て定着したはずのリモートワークだが、2026年の今、多くの企業が「原則出社」への揺り戻しを見せている。ここで新たな摩擦が生まれた。
週に数回だけ出社するハイブリッド勤務の社員と、毎日現場を守る社員との間の温度差だ。オフィスに顔を出した際、なんとなく冷ややかな視線を感じる。雑談の輪に入りづらい。こうした職場の空気感に悩む人は少なくない。「権利だから」と割り切れるほど、人間の心は強くないのだ。
一方で、完全出社を続ける社員側もまた、自由な働き方を享受する同僚に対して複雑な感情を抱く。結果として、オフィスという物理的な空間そのものが、お互いにとって居心地の悪い場所へと変貌しつつある。