かつて政治家の顔といえば、街頭演説のポスターやテレビのニュース番組で一方的に流れるものだった。しかし、TikTokやInstagramの普及は、その構図を根底から覆した。今の議員たちは、自らスマホを握り、フィルターを選び、日常を切り取って配信する。有権者は彼らを「遠い存在」ではなく、「タイムラインに流れてくるコンテンツ」として消費しているのだ。
結果として、政治的な主張よりも先に、親しみやすさや洗練されたビジュアルがタイムラインを支配する。この現象が、ネット上で無数に作られる非公式なランキングの温床になっていることは疑いようがない。