サロンでの失敗談として最も多いのが、「熊カットと伝えたのに、丸刈りのようになってしまった」というケースです。実は「熊カット」という名称には統一された定義がなく、トリマーによって思い浮かべる長さや形が微妙に異なります。
後悔しない仕上がりを手に入れるためには、曖昧な言葉だけで頼むのを避け、以下のステップで明確に要望を伝えるのが鉄則です。
1. 理想の画像まとめを複数枚用意する
InstagramやWEB上の「くまカット画像まとめ」から、自分の愛犬の毛色や毛量に近い理想の写真を正面・横・後ろの3アングルで用意し、トリマーと共有してください。「ここまでは切ってほしくない」というNG例の写真も見せると、イメージのズレを確実に防げます。
2. 「オールシザー(ハサミ仕上げ)」を指定する
バリカンを使用すると毛が短くなりすぎたり、直線的なラインが出てしまったりします。柔らかな丸みを出すためには、全体をハサミだけで仕上げるオールシザーを指名するのがベストです。
3. 愛犬の毛質・毛量に合わせた相談をする
毛量が控えめな子や毛が寝てしまいやすい子の場合、写真通りのボリュームが出ないこともあります。愛犬の個性を踏まえ、「この子の毛質ならどの長さが一番丸く見えますか?」とプロの提案を引き出す対話が成功の近道です。