Q1:ずっと寝てる愛猫を起こしても起きない時、どのように安否を確認すべきですか?
A1:無理に体を激しく揺さぶるのではなく、まず胸部の上下動で「呼吸をしているか」を目視してください。次に、指先で鼻先や肉球に軽く触れ、温感と反射を確認します。さらに、まぶたを軽くめくって指を近づけたときに瞬きをするか(眼瞼反射)、歯茎を軽く指で押して白くなった部分が2秒以内に元のピンク色に戻るか(毛細血管再充満時間)をチェックしてください。これらに全く反応せず脱力している場合は、直ちに救急動物病院へ連絡し搬送体制を整えてください。
Q2:ずっと寝ていてご飯を食べない場合、何日まで様子を見て大丈夫ですか?
A2:成猫であっても「24時間」が限界の猶予期間です。特に子猫や高齢猫、肥満傾向のある猫の場合、半日の絶食でも深刻な低血糖や急性肝リピドーシスを誘発するリスクがあります。「丸一日フード皿に口をつけず、寝床から出てこない」ことが確認された時点で、様子見を打ち切り、その日のうちに動物病院を受診してください。
Q3:高齢猫がずっと寝てるのは老化現象として放置して問題ないでしょうか?
A3:単なる老化現象と決めつけて放置するのは極めて危険です。10歳以上の高齢猫の約8割が変形性関節症による慢性痛を抱えているとされ、「痛くて動けないから寝ている」ケースが多々あります。また、甲状腺機能低下症や慢性腎臓病、心疾患などの潜伏期にも活動低下が顕著に現れます。半年に一度の定期的な血液検査やレントゲン撮影を受け、痛みのコントロールや基礎疾患の早期治療を行うことが、健康寿命の延伸に直結します。