マンゴーを口にしてから数分から30分程度の間に現れる異変として最も頻度の高いものが、口腔周囲の違和感です。具体的には、舌や喉の奥に走るピリピリとした刺激感、口の痒み、そして唇の腫れが挙げられます。これらは「口腔アレルギー症候群(OAS)」の典型的な初期症状であり、果肉に含まれるアレルゲンが口の粘膜に接触することで局所的な炎症を引き起こします。
さらにアレルギー反応が全身に及ぶと、皮膚に赤く盛り上がった発疹が現れる蕁麻疹や、目のかゆみ、鼻水といった粘膜症状へと拡大します。軽度の違和感だからと過信して摂取を続けると、次第に反応が激化していく傾向があるため、わずかな違和感であっても身体が発する警告サインとして受け止める必要があります。