作品を巡るネット上の評判やレビューを見ると、本作の評価は極めて特異な二面性を持っています。
純粋な作品性に対する評価は依然として極めて高く、レビューサイトやSNS上では「全マンガの中で最高峰の頭脳戦」「伏線の張り方と回収の美しさが神がかっている」といった絶賛のコメントが数多く寄せられています。特に、知略戦を好む青年層やハードSF・ミリタリーファンからは、他の追随を許さない金字塔として扱われています。
しかし同時に、「作者が犯した罪の重さを受け止めると素直に人に薦めにくい」「傑作だからこそ、未完のまま途絶えてしまった虚しさが消えない」という葛藤を抱えるファンも少なくありません。作品の芸術的価値と創作者の倫理問題を巡る象徴的な事例として、マンガ論壇や読者の間で現在も重い議論の対象となっています。