今注目を集めている 漫画村の現在と事件の真相|星野ロミ判決と17億賠償の今に迫るについて、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

刑事裁判の終結後も、被害を受けた権利者側の法的手続きは止まりませんでした。2026年7月、大手出版社のKADOKAWA、集英社、小学館の3社は、漫画村に無断掲載された人気作品17タイトル(『ONE PIECE』『進撃の巨人』『キングダム』など)を対象として、星野氏に約19億3,000万円の損害賠償を求める漫画村の出版社訴訟を東京地方裁判所に提起しました。

そして2026年4月、東京地裁(国井恒志裁判長)は星野氏に対し、請求額の大部分を認める約17億3,664万円の損害賠償支払いを命じる判決を下しました。この判決は、日本の著作権侵害を巡る損害賠償請求訴訟において過去最大級の認容額となりました。

裁判所は、漫画村のアクセスログや閲覧回数に基づき、正規版コミックスの販売価格を基準として損害額を算出しました。「アクセスしたユーザーが正規版を購入したとは限らない」という被告側の主張を退け、権利侵害の規模と市場への破壊的影響を正面から認定した司法判断として、法曹界・出版界の双方に大きな前例を作りました。