多くのベテラン芸人が過去の功績に甘んじるなか、二人は挑み続ける道を選んだ。結成50年という節目を大きく過ぎてなお、自らの笑いが現代の観客に通用するのかを確かめるべく、結成16年以上の漫才師を対象とした賞レース『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』のステージへと出陣したのだ。この挑戦は芸人仲間やファンを大いに驚かせ、同時に深い敬意を集めた。
スポットライトを浴びたステージで披露されたのは、過去のノスタルジーに頼らない「今の笑い」だった。年輪を重ねたからこそ出せる味と、息つく暇もないスピーディーな掛け合いが融合した漫才は、審査員や若手観客を圧倒。衰えぬ情熱と技術の高さを見せつけ、長年マイクの前に立ち続けてきた者だけが放つ凄みを全国に強烈に印象付けた。