満島ひかりのキャリアを振り返る上で避けて通れないのが、1997年の「Folder」デビュー、そして2000年に大ヒットした「Folder5」でのアイドル活動です。アニメ『ONE PIECE』のオープニング曲『Believe』で全国的な知名度を得たものの、2003年にグループは事実上の活動休止に追い込まれました。
当時まだ10代後半だった彼女は、高校に通いながら将来の進路を模索する過渡期に入ります。その時期にリリースされたのが、2002年のファースト写真集『HIKARI photographs』(ワニブックス)や、週刊ヤングジャンプ等での水着グラビア展開でした。
公の特番インタビューや回想録において、彼女は当時のグラビア活動について「胸を寄せてセクシーに見せるポーズに強い違和感があった」「自分は何者なのか分からず、ただ指示されるままに笑っていた」という胸中を吐露しています。アイドルとしての需要が途絶え、タレントとしての居場所を失いかけた時期のグラビア展開は、生活と芸能活動を維持するための苦渋の選択でもありました。この時代の水着姿のアーカイブ画像が、現在のネット空間において「過去の露出写真」として断片的に拡散される構造となっています。