ファーストレディとして高い注目を集める一方で、ブリジット夫人は悪質なサイバー空間の攻撃にも晒されてきました。その最たるものが、インターネット上で拡散された「ブリジット夫人は男性として生まれ、本名はジャン=ミシェル・トロニョである」という荒唐無稽なトランスジェンダー陰謀論です。
この根拠のないデマは極右界隈やSNSを中心に拡散され、世界的なフェイクニュースへと発展しました。夫人はこの名誉毀損とプライバシー侵害に対し、妥協のない法的措置を決断。実兄であるジャン=ミシェル氏とともに首謀者の女性2人を相手取り訴訟を起こしました。
フランスの裁判所は原告側の主張を全面的に認め、虚偽の情報を流布した被告らに対して損害賠償金の支払いを命じる有罪判決を下しました。デマを完全粉砕したこの裁判劇は、ネット上の誹謗中傷やフェイクニュースに対して毅然と立ち向かった国家首脳夫人の先例として、国内外で高く評価されています。