ターコイズブルーに宿る野性と静寂。陶芸家・苫米地正樹が切り拓く現代器の到達点の重要ポイントをお届けします。専門的な知識がチェックできます。

伝統の地で技術を鍛え、ネイティブ・アメリカンの哲学を吸い上げ、独自の煙と色の美学を築き上げた苫米地正樹。彼の視線は常に、まだ見ぬ土と火の可能性に向けられている。

けむり陶房 苫屋から生み出される一客のカップには、数千年の焼き物の歴史と、現代の感性が同居している。個展やギャラリーで彼の作品に出会った際は、ぜひその手で包み込み、土の肌触りと独特の色彩の奥にある物語を感じ取ってほしい。