古くから「卵は水から茹でる」という手法も広く知られていますが、仕上がりの均一性と殻の剥きやすさを最優先するなら「お湯から茹でる」方法が圧倒的に合理的です。
水から茹でる方式は、鍋の水の量やコンロの火力によって「沸騰するまでの到達時間」が毎回バラバラになります。その結果、黄身への熱の入り方にズレが生じ、狙った固さに仕上げる難易度が上がってしまいます。
一方、しっかりと沸騰したお湯に卵を投入すると、タイマーのカウントダウン通りに正確な熱エネルギーが卵に伝わります。また、急激な熱ショックを与えることで白身の外側が一瞬で収縮し、薄皮(卵殻膜)と白身の間に微細な隙間が生まれるため、茹で上がりの殻剥きが劇的にスムーズになるという大きなメリットもあります。