鹿鳴館スタイルの真相!ドレスと夜会巻きに秘めた明治外交の光と影

鹿鳴館スタイルの真相!ドレスと夜会巻きに秘めた明治外交の光と影

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鹿鳴館の設計を担当したのは、近代日本建築の父と称されるイギリス人建築家ジョサイア・コンドルです。コンドルは、ルネサンス様式を基調としながらも、随所にイスラム風のアーチを取り入れた優美な2階建ての洋館を完成させました。1階には大食堂や談話室、図書室が配置され、2階には大舞踏室が広がる設計となっており、当時の日本国内では類を見ない壮麗さを誇りました。

明治政府が威信をかけた鹿鳴館の舞踏会は、とりわけ11月3日の天長節(明治天皇の誕生日)祝祝宴などで最高潮に達しました。現存する当時の舞踏会写真やスケッチには、シャンデリアの煌めく大広間で、燕尾服を着こなした紳士と優雅なドレス姿の女性たちがワルツやポルカを踊る様子が克明に記録されています。

建物自体は1940年(昭和15年)に取り壊されてしまいましたが、コンドルが残した空間設計とそこで行われた夜会の記録は、明治建築史における最高峰のモニュメントとして今なお研究者の関心を集め続けています。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。