自宅の引き出しを片付けていたら、昔の旅行で余った外国の硬貨や、大量の雑多な日本円コインが出てきた——そんな場面で最強のソリューションとなるのが「ポケットチェンジ (Pocket Change)」だ。主要な空港や主要駅、大型商業施設の店頭に設置された緑色の専用端末がそれである。
端末のタッチパネルを操作し、ポケットに溜まった硬貨をジャラジャラと投入するだけで、その場でSuicaやPASMOといった交通系ICカード、あるいは各種電子マネーへ残金がチャージされる。銀行窓口では引き取りすら拒否される海外硬貨も対応対象に含まれており、眠っていた小銭が一瞬で日常の交通費やショッピングで使えるデジタル決済残高へと化ける。セブン銀行のATMなどもアプリ決済への現金チャージ機能を拡充しているが、物理的なコインをまるごと電子マネー化するスピードと手軽さにおいて、ポケットチェンジの右に出るものは少ない。