大手総合スーパー(GMS)の撤退跡地。かつて地域の商業を支えた巨大な箱が、次々と「ロピア」の看板へと掛け替えられている。とりわけ話題を集めたのが、イトーヨーカドー等の大型店舗撤退にともなう居抜き出店ラッシュだ。
ゼロから敷地を整備して建物を建設すれば、数百億円規模の資金と数年の歳月を要する。しかし居抜きであれば、既存のインフラを活用しつつ数か月でのスピード開業が可能だ。さらに、長年地元住民が通い慣れた「買い物の目的地」としての認知をそのまま引き継げる利点も大きい。冷え込む地方経済において、この圧倒的な居抜きスピード戦略こそがロピアの全国包囲網を後押ししている。