NHKファンタジー大河ドラマ『精霊の守り人』での用心棒バルサ役は、彼女の役者魂とフィジカルの可能性を世界に解き放つ大きな転機となった。短槍を振り回し、過酷なロケーションを駆け巡るアクションドラマへの挑戦。そこでの泥臭い格闘シーンが、彼女の身体能力を一段上のステージへと押し上げた。
ハードな撮影に耐えうる足腰を磨き上げた経験は、後の主演映画『リボルバー・リリー』でも遺憾なく発揮された。大正末期のモダンなドレスに身を包みながら、敵をなぎ倒す壮絶なアクション。裾の翻りとともに見せる躍動感溢れる身体のキレは、普段の地道な鍛錬なくしては決して再現できない圧倒的な説得力を放っていた。