ブームが加熱する一方で、神社参拝時におけるマナーや節度についての議論も皆無ではない。神社は神聖な信仰の場であり、過度な推し活グッズの展開や他の参拝者の迷惑となるような撮影行為に対しては、一部で懸念の声も上がっている。
ベテランの出張撮影カメラマンは現場の実状をこう明かす。「スタジオ撮影では自由度が高く、アクリル板や苗字ボードを使ったポップな撮影を全力でサポートします。ただ、神社での参拝時は、あくまでご神前であることを最優先に案内しています。参拝時には伝統的な作法を守り、境内での記念撮影の瞬間にだけ、目立たない形でこだわりの小物を添える。この『使い分け』ができるスマートなご家族が大多数です」
伝統への敬意と個人表現の楽しさ。その二つのバランスを取ることこそが、このトレンドが長続きしている本当の理由と言えるだろう。