林家きく姫さんを語る上で最も重要な存在が、師匠である林家木久扇さんです。きく姫さんは、木久扇師匠にとって記念すべき「惣領弟子(最初の弟子)」にあたります。
木久扇一門には現在、林家きく麿さんや林家木久蔵さん(2代目)など多くの後輩が所属していますが、その長女役として一門をまとめ上げてきたのがきく姫さんでした。破天荒で自由な芸風を持つ木久扇師匠を誰よりも深く理解し、師弟として強固な信頼関係を築き上げています。
木久扇師匠が『笑点』を勇退した際にも、一番弟子として長年の労をねぎらい、師匠の健康と今後の活動を心から支える姿勢を見せていました。きく姫さんにとって木久扇一門は、まさに「人生を共にする家族」そのものであり、この強い絆が彼女の精神的な支柱となっています。