1937年(昭和12年)10月19日生まれの林家木久扇は、2026年の誕生日で米寿(88歳)を迎えます。日本テレビ系『笑点』を勇退したことで「表舞台から引退したのでは」と受け止める声も一部にありましたが、それは大きな誤解です。現在も落語協会の最高顧問的存在として各地の寄席やホール落語会に立ち、客席を大爆笑の渦に巻き込んでいます。
木久扇の歴史は、幾度の大きな病魔との闘いでもありました。2000年には胃がんが発覚して開腹手術を受け、2014年には初期の喉頭がんを公表。放射線治療によってトレードマークである独特の高音ボイスを守り抜き、見事に復帰を果たしました。さらに2026年には自宅で転倒して大腿骨を骨折する大怪我に見舞われましたが、不屈のリハビリを経てわずか数か月で車椅子から立ち上がり、高座へ返り咲いた経歴を持ちます。
幾多の困難を乗り越えてきた木久扇の健康状態は極めて安定しており、日々の散歩や絵画の執筆、バラエティ番組やトークショーへのゲスト出演など、驚異的なバイタリティを発揮しています。80代後半とは思えない滑舌と明るい笑顔は健在で、まさに生涯現役を体現する姿がファンの大きな励みとなっています。