ローズマリーを料理に取り入れる際、最初に迷うのが「生(フレッシュ)」と「乾燥(ドライ)」の使い分けです。みずみずしい生のローズマリーは、加熱した瞬間に立ち上るフレッシュで青々しい香りが持ち味。ステーキやローストチキンの焼き始めにオリーブオイルへ投入すると、肉の臭みをマスキングしながら上品な風味へと引き上げてくれます。
一方、水分を飛ばした乾燥ローズマリーは香りがギュッと凝縮されており、トマトソースの煮込み料理やスープなど、じっくり熱を加えるメニューに最適です。生のままだと繊維が硬い葉も、ドライにして細かく砕けば、自家製ハーブソルトやフォカッチャの生地に混ぜ込むスパイスとして重宝します。
また、葉を摘んだあとに残る硬い「枝」の活用法も見逃せません。バーベキューやグリル料理で肉の串代わりにローズマリーの枝を使えば、内側から爽快なアロマがじんわりと染み渡る本格的な一皿が完成します。