視聴率急上昇の原動力となったのは、主演の上白石萌音と相手役の佐藤健が見せた抜群の演技力とケミストリーです。佐倉七瀬はドジで未熟ながらも、患者に対しても恋に対しても真正面からぶつかっていく「愛されキャラ」。上白石萌音の嫌みのない素直な演技が、視聴者に「七瀬を全力で応援したい」と思わせる共感を生みました。
対する佐藤健が演じた天堂浬は、普段は超ドSで毒舌を浴びせる「魔王」でありながら、七瀬の直向きさに次第に心を溶かしていくツンデレの極致。第4話の「治療キス」、第7話の「遊園地ソフトクリームキス」、第8話の「ラーメン屋でのバックハグ」など、毎週投下されるキラーシーンは放送直後からSNSで切り抜かれ、爆発的な拡散を呼びました。
相関図を支える周囲のキャラクター陣も魅力的でした。毎熊克哉演じる包容力抜群の来生先生、香里奈演じる天堂の奔放な姉・流子、吉川愛や渡邊圭祐、堀田真由が演じる同期の看護師たちなど、全員が魅力的な個性と温かさを持って主人公たちを支え、病院内ドラマとしての心地よいアンサンブルを構築していました。