蓮佛美沙子のパブリックイメージに関して、ネット上や一部の視聴者の間で囁かれる誤解や盲点についてファクトチェックを行います。
誤解1:「シリアスで薄幸な役ばかり演じている?」
『37.5℃の涙』のトラウマを抱えた主人公やサスペンスでの悲哀に満ちたキャラクターの印象から、「影のある薄幸な役が多い」と思われがちです。しかし実際は、『今夜すきやきだよ』で見せた明るく食いしん坊な一面や、コメディタッチの会話劇、さらには『お義父さんと呼ばせて』のような軽快なホームコメディでも卓越したコメディセンスを発揮しています。重厚なドラマだけでなく、肩の力を抜いて観られるライトな作品でも彼女の魅力は存分に生きています。
誤解2:「大林宣彦監督の映画出身で、テレビドラマにはあまり出ていなかった?」
映画『転校生 -さよなら あなた-』で数々の映画新人賞を総なめにした鮮烈なデビューから、映画女優としてのイメージを強く持つ映画ファンも少なくありません。しかし実際には、10代の頃から『七瀬ふたたび』(NHK)などで主演を務め、民放各局のゴールデン帯から深夜枠、BS・配信オリジナルまで、20年近くにわたり日本のテレビドラマの第一線で実績を積み上げてきた屈指の実力派テレビ女優でもあります。