鎌倉で急増するタイワンリスの脅威!鳴き声や電線被害の真相と対策の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

愛らしい仕草の一方で、各地で報告されるタイワンリスの被害実態は極めて深刻です。げっ歯類特有の伸び続ける前歯を削る習性(削歯行動)があるため、木だけでなく硬い人工物を激しくかじり倒します。

特に都市部で脅威となっているのが電線や光ファイバーケーブルへの被害です。ケーブルの被覆を食い破ることでショートによる停電事故やインターネット回線の切断を引き起こし、都市インフラを麻痺させる危険性が日常的に潜んでいます。また、一般住宅の戸袋や屋根裏に侵入して断熱材を荒らし、柱や雨戸を損傷させる家屋被害も後を絶ちません。

農業現場におけるタイワンリスによる電線・農作物被害も甚大です。ミカンやビワ、カキなどの果樹を好んで食い荒らすほか、樹木の樹皮を広範囲に剥ぎ取る「剥皮被害」によって庭木やスギ・ヒノキなどの有用林木を枯死に至らしめるなど、林業や生態景観にも壊滅的な打撃を与えています。