鎌田氏の活動領域は日本国内にとどまりません。1991年からはJCF(日本チェルノブイリ連帯基金)の活動を通じ、旧ソビエト・チェルノブイリ原発事故で被災したベラルーシ共和国などへ100回以上の医師派遣や10億円を超える医薬品支援を行ってきました。
さらに2004年には、劣化ウラン弾などの影響で小児がんや白血病が急増したイラクの子どもたちを救うため、JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)を立ち上げ、初代代表(現在は名誉会長等)として活動を牽引してきました。
現地の子どもたちが描いた絵をパッケージにした「チョコ募金」は全国的な広がりを見せ、集まった寄付金は現地病院への医薬品送付や院内学級の運営、シリア難民への医療ケアなどに役立てられています。「命に国境はない」という強い信念のもと、自らも紛争地や被災地へ足を運び続ける姿勢は、多くの人道支援関係者から深い敬意を集めています。