講談社の少女漫画雑誌『なかよし』での連載からスタートした本作は、制作スタジオ・マッドハウスの手によって驚異的なクオリティの映像作品へと昇華した。当時のセル画アニメーションの限界を押し広げた流麗なアクションと、CLAMPが提示する多様性を認める温かな思想は、魔法少女アニメの概念を根本から刷新した。
激しいバトルの中で繰り広げられる中国拳法や道術の詠唱において、くまいもとこのキレのある発声は抜群の存在感を示した。彼女の引き締まった声が作品にスリリングな緊張感をもたらし、日本のアニメーション産業が誇る不朽の名作を力強く支えていたのは間違いない。