力士の髪型と手入れの秘密!洗髪頻度や髷の結い方、薄毛の対処法を追うにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

土俵に上がる力士の髪型には、番付による厳格な階級社会が色濃く反映されています。大相撲における力士の髪型の種類は、大きく分けて2種類存在します。

1つ目は、十両以上の関取だけに結うことが許される「大銀杏(おおいちょう)」です。髷の先端を扇状に大きく広げ、銀杏の葉に見立てた華麗な髪型で、本場所の取組や公式行事、巡業などで結われます。大銀杏を結う姿は一人前の証であり、関取だけが許される特権です。

2つ目は、幕下以下の力士が結う「丁髷(ちょんまげ)」です。こちらは大銀杏のように先端を広げず、束ねた髪を折り返してすっきりとまとめた形状をしています。なお、十両以上の関取であっても、普段の稽古場や移動時などの日常生活ではこの丁髷を結って過ごします。

入門したばかりでまだ髪の長さが足りない新弟子は、髷を結うことができず、髪を下ろした「ざんばら髪」で土俵に上がります。ざんばら髪から丁髷、そして十両昇進を果たして初めて大銀杏を結った瞬間の喜びは、すべての力士にとって特別な節目となります。