感染症対策の転換期を経て、入院患者への面会制限の現在は段階的な緩和運用が行われています。ただし、完全な自由面会に戻ったわけではありません。重症患者や免疫力が低下した患者が多数入院する急性期病院としての性質上、面会時間は平日および指定休日の午後(原則14:00〜17:00等の時間枠)に限定され、1回あたりの人数(家族中心に2名まで)や面会時間(15分〜30分程度)に上限が設けられています。病棟に入る前の体温測定と健康チェックシートの記入、不織布マスクの着用義務は継続されているため、事前の公式案内確認が欠かせません。
通院・面会の大きなハードルとして知られているのが駐車場の混雑状況です。敷地内には約1,000台規模の駐車場が整備されているものの、月曜・火曜および連休明けの午前9時00分から午前11時30分にかけては満車に近い状態が慢性化しています。国道23号線バイパスや県道からの進入路で右折入庫待ちの車列が発生し、駐車券の発券ゲートに到達するまでに20分〜30分を要することも珍しくありません。
混雑ストレスを回避する有効な手段が、公共交通機関の活用です。豊橋駅(東口および西口バスターミナル)から豊鉄バスが運行しており、「市民病院」行きまたは市民病院経由の路線バスを利用すれば病院正面玄関ロータリーまでダイレクトにアクセスできます。平日の午前中は1時間に複数本が運行されているため、予約時間が決まっている再診患者や初診手続きを急ぐ場合は、バス時刻表を事前チェックした上での公共機関利用が極めて合理的です。
また、東三河全域の重篤患者を受け入れる救命救急センター(高度救命救急センター)が併設されており、ドクターカーやドクターヘリの運用拠点でもあります。夜間・休日に緊急性の高い急病や大怪我を負った場合、24時間365日体制で専門医と高度医療機器による救急対応が受けられる点は、市民生活における最大のセーフティネットといえます。